3人で集まった夜も、8人になったゲーム会も、人数に合う遊びを選ぶと始めやすくなります。2チームに分かれるのか、全員が同じお題に答えるのか、順番に交代するのか。人数だけでなく、出番の回り方を見るのがコツです。

この記事では3人、4〜5人、6〜8人におすすめの11本を紹介します。表の人数はこの集まりでのおすすめ人数で、各サービスの最低人数や上限を示すものではありません。所要時間もルール説明と感想の時間で変わる目安です。

ブラウザで部屋を共有するゲームに加え、手持ちのメモやチャットでできる会話ゲームも選びました。同じ場所ならスマホ1台で済むものもあり、全員が同時に答えるものと交代制のものを分けて説明します。

11本の一覧表(人数・場所・必要なもの・所要・勝ち負け)

#ゲームおすすめ人数場所必要なもの時間の目安形式
1以心伝心(みんなでシンクロ)3〜8両方ブラウザだけ(URLで招待)5〜10分ペア順位(低くても盛り上がる)
2skribbl.io3〜8(設定を確認)両方ブラウザだけ10分前後あり(得点)
3JKLM.fun(BombParty / PopSauce)3〜8(設定を確認)両方ブラウザだけ5分/回あり
4Board Game Arena3〜8(設定を確認)両方全員のアカウント・タイトルごとに条件あり15〜30分あり
5Gartic Phone4〜8がおすすめ両方ブラウザだけ10分なし(鑑賞)
6少数派ワード4–8同じ場所・通話紙か個別メッセージ5–10 min会話・投票
7Codenames Online4〜8両方ブラウザだけ15分あり(チーム)
8全員一致チャレンジ4–8同じ場所・通話メモかチャット5–10 min同時公開
9思い出クイズ3–8同じ場所・通話メモかチャット5–10 min出題役を交代
10Kahoot!3〜8(設定を確認)両方出題者のアカウント+ブラウザ10〜15分あり
11イントロクイズ3–8同じ場所音楽を再生できる1台5–10 min挙手で回答

3人で成立するスマホゲーム(1〜4)

3人なら、ひとりがずっと出題役にならないものが便利です。全員が同時に答える以心伝心、描く役が順に回るお絵かきクイズ、短い手番の単語ゲームなど、参加の仕方は違っても全員に役割があります。

1. 以心伝心(Web版)みんなでシンクロ ——「同じお題を全員が見せずに描く。いちばん似ていた2人は誰か」

以心伝心 みんなでシンクロ 3〜8人で全員が自分のスマホで同時に描く
以心伝心 (Web 版)このサイトのアプリ

同じお題を見せずに描く・選ぶ。URL を送るだけで、離れていても全員が自分のスマホで同時に答え、そろった瞬間に採点と診断が出る。

料金
無料・広告なし・登録不要
端末
ブラウザ (iPhone / Android / PC)。1 台で交代、または URL の部屋で 2〜8 人
向いている場面
3人なら3ペア、4人なら6ペア、8人なら28ペア。全ペアに点が出るので、3人でも「あぶれる人」が出ない。1人だけ遠くにいても、Androidが混ざっていても同じ部屋で遊べる。
注意
部屋は 6 時間使われないと消える。
▶ ブラウザで遊ぶ

部屋をつくった人がURLかQRコード、6文字の部屋番号を送り、全員が自分のスマホで開くだけ。同じ部屋に3人以上いると自動で「みんなでシンクロ」になります。全員が同じお題を同時に、見せずに描く(手書き3問、1問30秒)か、4枚の写真から1枚を直感で選ぶ(イメージチョイス5問)。全員の答えがそろうまで誰にも見えず、そろった瞬間に全員の画面で公開されます。

3人にちょうどいい理由は、採点が「ペア」単位だからです。3人なら3ペア、4人なら6ペア、5人なら10ペア、8人なら28ペア。すべての組み合わせを、形・配置と大きさ・向き・描き方・リズムの5項目で100点満点に比べます。ラウンドごとに「この回のベストペア」「あなたのベストマッチ」「みんなの絵」「ペアランキング」が出て、最後に「いちばん以心伝心なペア」「前世ライバル候補」、自分の順位といちばん合った人・いちばん遠かった人、全員の「相性マップ」、ベストペアの診断。3人だと「誰が余る」がなく、8人でも28ペアを自分で見比べる必要はありません。ベストペアと自分のベストマッチは、アプリが拾って見せてくれます。

無料・広告なし・登録不要で、iPhone・Android・PCのどのブラウザでも動きます。言語は端末ごとなので、同じ部屋に日本語の人と英語の人が混ざっていても、それぞれの言語で遊べます。進行役(部屋をつくった人)が次へ進めるので、遠隔でも「せーの」が要りません。手書き3問なら5分ほど。盛り上がったらイメージチョイス5問をもう1回、が定番の流れです。仕組みの詳細は以心伝心とはに。

以心伝心の部屋をつくる(3〜8人)

登録不要・無料・インストール不要。部屋をつくってURLを送るだけで、全員が自分のスマホで同時に答えられます。

▶ ブラウザで遊ぶ

2. skribbl.io ——「1人が描いて、残りがチャットで当てる」

お絵かきクイズの定番。skribbl.io でプライベートルームを作ってリンクを送ると、全員がブラウザで入れます。順番に1人がお題を描き、残りはチャット欄に答えを打ち込む。早く当てた人ほど高得点で、描き手も当ててもらえると点が入ります。無料・インストール不要。

3人で成立するのは、描く係が3回に1回回ってきて、待ち時間がほぼないから。当てる側が2人しかいないので「誰かが当ててくれるだろう」が通用せず、全員が本気で絵を読みます。カスタムワードに内輪のネタ(今日行った店、共通の友達のあだ名)を入れると笑いが倍になります。注意点は、絵がうまい人が勝ちやすいこと。「似ているか」で競う#1と違い、こちらは「伝わるか」の勝負です。遠隔なら通話を別に用意してください。お題に迷ったらお絵かきのお題リストを。

3. JKLM.fun(BombParty / PopSauce)——「爆弾が爆発する前に、指定の文字を含む単語を打つ」

JKLM.fun はブラウザで部屋を作り、URLを送るだけ。BombPartyは、画面に出た2〜3文字(「TIO」など)を含む単語を、爆弾が自分に回ってきた番に素早く打ち込むゲーム。爆発したらライフが1つ減り、最後に残った人の勝ち。もう1つのPopSauceは、画像や質問に全員が同時に答えを打ち込む早押しクイズです。無料・インストール不要。

3人向きなのは、爆弾が回ってくる間隔が短く、1人の手番が数秒で終わるから。6人でも8人でも破綻せず、人数が増えると今度は「爆弾を次の人に押しつける」緊張感が出ます。注意点は、ゲームごとに使える言語や辞書が異なること。全員が読める辞書を確認し、対応する言語がなければ別のゲームを選びます。

4. Board Game Arena ——「ブラウザでボードゲーム。全員が無料アカウントで同じ卓に」

数百種類のボードゲームをブラウザで遊べるサービスです。Board Game Arena で卓を立てて招待すると、同じ部屋でも遠隔でも、同じ盤面を全員のスマホで囲めます。基本無料で、一部の卓作成や同じネットワークからの参加には条件があります。遊ぶタイトルの案内を確認してください。

3人でやるなら、人数の幅が広い定番を選ぶのがコツです。たとえばニムト(6 nimmt!)は2〜10人対応で、3人でも駆け引きが成立します。注意点は2つ。全員がアカウントを作る必要があることと、ゲームごとにルールを覚える時間がかかること。「今すぐ5分」ではなく、「今夜は30分じっくり」の夜に向きます。

4〜5人におすすめのゲーム(5〜8)

4〜5人なら、チーム戦や会話から少数派を探す遊びも候補になります。Gartic Phone は人数が増えるほど伝言の変化を見比べやすくなります。ここでは4人を一律の最低人数として扱わず、この人数帯で選びやすいものを紹介します。

5. Gartic Phone ——「文→絵→文→絵の伝言リレー。最後にアルバムで答え合わせ」

最初に全員が一文を書き、次の人がそれを絵にし、その次の人が絵を見て文に戻す。これが人数分だけ回って、最後に全員で「アルバム」を見返します。原形をとどめない変化を全員で笑うゲームで、勝ち負けはありません。Gartic Phone はブラウザで部屋を作ってURLを送るだけ、無料(広告あり)。

この記事では4〜8人の集まりにおすすめします。人数やモードで伝言の長さと進み方が変わるので、最初は標準的な設定を選びましょう。文字と絵の受け取り違いを楽しむゲームなので、画力の差も話題になります。遠隔なら通話を併用すると、最後の鑑賞会で感想を伝えやすくなります。

6. 少数派ワードを会話で探す

準備役が、似た2つの言葉を紙か個別メッセージで配ります。多数には「海」、ひとりには「プール」など。3分間、お題をそのまま言わずに話し、別の言葉だった人を投票で探します。準備役は答えを知っているため投票には加わらず、次の回で交代します。

3人でも簡単なルールで遊べますが、ここでは会話の手がかりが増える4〜8人をおすすめします。同票なら追加の質問を一周してから再投票する、と始めに決めておきます。

7. Codenames Online ——「2チーム。1人のヒントで、味方が自分たちの単語を当てる」

標準の盤面に25枚の単語カードが並び、各チームの「スパイマスター」だけがどれが自分の色か知っています。スパイマスターは「一語+数字」(「海、3」)のヒントだけで、味方に自分たちの単語を当てさせる。相手の単語を選ぶと相手を助けて手番が終わり、暗殺者を選ぶと即座に負け。Codenames Online はブラウザで部屋を作り、全員が同じ盤面を自分のスマホで見ます。無料・インストール不要。

標準の2チーム戦は4人から(各チームにスパイマスター1人と回答者1人)。6人なら3対3で相談できます。回答者が2人以上いると「どっちだと思う?」の相談が生まれ、そこがいちばん面白い部分です。注意点は、ヒントを考える時間が長いこと。遠隔なら通話は必須で、沈黙を「考えている時間」として受け入れられる仲間向きです。1ゲーム15分。

8. 全員一致チャレンジ

「丸い食べ物」「休日の朝に飲むもの」の答えを、各自のメモに書いて同時に見せます。全員一致なら成功。遠隔なら全員が書き終えたことを確認してからチャットに送れば、速く打てる人だけが有利になりません。

最初は答えが絞りやすいお題、次は少し広いお題にします。全員が合わなくても、一番意外だった答えの理由を一言ずつ聞けば会話が続きます。

6〜8人で本領を発揮するスマホゲーム(9〜11)

6人を超えると、「順番に1人ずつ」の形は待ち時間が長くなります。この人数帯で強いのは、全員が同時にボタンを押す早押し型か、全員が同時に答える形。#1の以心伝心も8人まで対応で、8人なら28ペアの相性マップが出ます。

9. 今日の思い出クイズ

今日行った店の名前や、集合場所で最初に見えた看板など、全員が体験したことから各自1問作ります。順番に出し、残りの人はメモに答えを用意して同時に公開します。出題者はその問題の点数を受け取らず、全員が同じ回数だけ出題します。

6〜8人なら1人1問でも一通りのクイズになります。答えを確かめられる写真や予定表を手元に置き、記憶が割れた問題は採点しない約束にすると進行が楽です。

10. Kahoot! ——「出題者の画面に問題、全員が自分のスマホで4択を押す」

出題者だけがアカウントを作り、クイズを用意します(公開されているクイズを使ってもいい)。参加者はブラウザでPINを入れるだけで、アカウントもアプリも不要。問題はホストの画面で共有するほか、設定によって参加者の端末にも表示できます。早く正解するほど高得点。Kahoot! は無料で使える範囲と有料プランがあり、人数上限や機能はアカウントの種類で異なります。

6〜8人になると「クイズ番組」の空気が出るのがKahoot!の強みです。順位が毎問変わるので、最後まで誰が勝つか分からない。注意点は、出題者の準備に10分かかること。歓迎会・送別会なら、主役にまつわる問題を混ぜると一気に自分たちのイベントになります。

11. 手持ちの音楽でイントロクイズ

同じ場所なら、音楽を再生できるスマホ1台で曲の最初を短く流し、挙手で曲名を答えます。全員が知っていそうな曲を各自1曲ずつ用意すると、選曲役の好みに寄りすぎません。音量を上げる必要はなく、答える順番を先に決めるのがコツです。

これは各自のスマホで遊ぶ方式ではなく、1台を囲む選択肢です。遠隔で音声をうまく共有できないときは、曲名の文字ヒントを出すクイズに変えましょう。

人数が増えたとき・減ったときの切り替え表

人数が変わったら、いまのラウンドを区切って次の遊びを決めます。サービス側の参加上限や途中参加の扱いはそれぞれ異なります。

状況切り替え方
4人から3人へ標準の2チーム戦から、以心伝心やskribbl.ioへ。
遅れて人が来た以心伝心はゲームを終えてロビーに戻り、全員そろって開始。
9人以上になった以心伝心は2部屋へ。ほかのサービスは人数上限を確認。
Androidや遠隔の人がいるブラウザの部屋を使い、会話が必要なら通話もつなぐ。
通話できない以心伝心の同時回答や、文字で答えるお絵かきクイズへ。

通話の準備は通話しながら遊べるゲーム、部屋の詳しい手順はみんなでシンクロのガイドを参考にしてください。

よくある質問

3人全員が同時に答えられるのは?

以心伝心のみんなでシンクロは全員が同時に同じお題へ答えます。skribbl.ioは描き手が交代し、BombPartyは順番に単語を答える形式です。

全員のインストールが必要?

ここで紹介したブラウザのサービスはアプリのインストール不要です。Board Game Arenaはアカウント、Kahoot!はホストのアカウントなど、サービスごとの準備があります。

以心伝心は3人だと何が出る?

AとB、AとC、BとCの3ペアが比較されます。ベストペア、自分と合った人、全員の相性マップを見られます。4人なら6ペア、8人なら28ペアです。

時間はどれくらい見ればいい?

短いゲームは招待や感想を含め5〜10分、チーム相談やボードゲームは15〜30分を目安にします。表の時間は保証されたプレイ時間ではありません。

参考文献・参考記事